マ…マジですか
鳥心さん…
鳥心(とりしん)は、高知ではあまり外食に行かない人でも知っている超有名店である。
名物は
チキンナンバン
高知のチキンナンバンといえば、弁当店の「くいしんぼ如月」と「鳥心」が二大巨頭として、王貞治と長嶋茂雄ほどの知名度をほこる。
そんな鳥心だが、近年は全国ネットの人気テレビ番組「バナナマンのせっかくグルメ!!」で放送されたりと、飛ぶ鳥を落とす勢いだ(鳥料理屋さんだけに)。
週末ともなると県外ナンバーの観光客が駐車場を埋め尽くし、長時間待ちになることもよくあり、地元民は気軽に訪れることが難しくなっているのが実情だろう。
鳥心が今はなき「ヤングプラザ」と呼ばれる複合施設で営業されていた当時、私はまだ子どもだったなぁ…などと懐かしむとともに現在のご活躍を喜んでいると…当局の諜報員から一報があった。
"大変です!
鳥心が値上げしています!"
なぬにぃっ!
鳥心(とりしん)に行ってみた
所在地 | 〒780-0082 高知県高知市南川添15-3(地図) |
営業情報 | 営業時間:11:00~14:00(LO.13:45)、17:30~21:00(LO.21:30) 定休日:水曜日 駐車場:有(店舗むかって左隣と店舗裏手にも有) |
席 | カウンター:有 テーブル:有 座敷:有 お子様メニュー:無 |
予約 | イートイン席の予約はできませんが、テイクアウト予約は可能なようです |
お久しぶりです
鳥心さん
入口で一礼して
入店する
週末だったため、大混雑。
しかし座数が多いためか客の回転は悪くない。
うちの洗濯機に匹敵する回転のよさだ。
それでもウェイトボードに名前を書いて、約30分ほど待った。
案内された店内は、ここだけ高知ではなく渋谷ハチ公前か!と見間違えるほど、たくさんの人で賑わっている。
タブレットに
なってるぅーん
さすがは高知屈指の人気店である。
注文方法が、大手ファミレス店みたいなタブレット方式に変更されていた。
「めっちゃ儲かってるやん…!」
と心の声が漏れたが、本当に儲かってそうなのでお許しいただきたい。
そして…
本当に
値上げされてる
定食は全品1300円
ほんの数年前までは
950円だったし
昔は
たしか750円ほどだった
気がするけれど…
昔が安すぎただけ
今の値段が妥当
それは本当にそう思う
原材料や人件費や
光熱費など
経費も上がっている昨今
この値段は妥当だと思う
値上げしても
お客さんは減るどころか
増えまくりに見えるのが
妥当性を証明している
ご飯は無料で
増量できる
だが増すとお腹が張る
大ボリュームの
チキンナンバンと相まって
おっさんは
叩きのめされる量になるので要注意
久しぶりなので
チキンナンバン定食
3セット注文
ナンバン食べるために
来てるんでね
3枚くらい余裕でしょう
あなたも久しぶりなら
そうするでしょ?
テイクアウトも
タブレットから
注文できる
これも鳥心名物
チキンスープ
気をてらったスープではない。
だが鳥心といえばこのスープであり、鳥心にくると飲みたくなるスープである。
コーンも入ってるし
気をてらったコーンではない。
ただのコーンだが、鳥心のスープには入っていてほしいコーンである。
チキンナンバンは
変わらず超特大
冗談抜きに橋本環奈の顔よりも確実に大きい、橋本環奈の顔の130%はある巨大チキンナンバンだ。
美しいのはオーロラか
このオーロラソースか
ちなみに鳥心のこれは
"チキン南蛮"
ではない
「チキンナンバン」と
カタカナ表記するのが伝統だ
ライスのサイズは
左から中・中・小
※ 鳥心の"中"は「中盛り」の意で普通サイズではなく、普通サイズよりも多いので注意
サラダも
てんこ盛り
相変わらず
鶏肉がやわらかくて
プリンセスプリンセスみたいに
プリップリ
値段は上がったとはいえ、濃厚なオーロラソースがかかった名物のチキンナンバンはまったく変わらず。箸休めのサラダと共に、完璧な布陣で客を返り討ちにしてくれる。
つまりおっさんは、ごはん中盛りなどにすると満腹で動けなくなる。
しかしそれは幸せの金縛りであり、これで動けなくなるなら本望なのである。
おそらく平日の夜などがあまり混雑していなくて狙い目なのではと推測されるので、また行ってみたいナリ!(コロ助)
調査結果
- 鳥心は相変わらず大人気
- チキンナンバンは相変わらず巨大
- 一般的なおっさんはごはん大盛りにせんほうがええかも
- メニューの値上げは妥当